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名盤『ブライト・サイズ・ライフ』でのデビューから45年、唯一無二のアーティスト、パット・メセニーのECM全11作品が新ハイレゾ・マスターでデジタル・リリース、ストリーミングにも登場。


©Rolf Frison



初リーダー作『ブライト・サイズ・ライフ』を発表してから45年、ジャズのみならず、あらゆる音楽を制作し、常に新しい表現を次々と発表してきた唯一無二のアーティスト、パット・メセニーのECMのカタログ11作品が新ハイレゾ・マスターでデジタル・リリース、ハイレゾ・ストリーミング・サービスでの配信もスタートした。

今回のハイレゾ・リリースにあたり、マスタリングを担当したクリストフ・スティッケル氏は以下のようにコメントしている。
「パット・メセニーのテープをデジタル化する際の大前提は、録音の音を変えることではなく、オリジナルの形で、可能な限り最高の品質で実現することでした。この作業は、オリジナルのアナログ・ステレオ・マスター・テープをベースにしています。マスターは非常に良い状態で、問題なく再生できます。すべてのテープは、それぞれのテープに細心の注意を払って校正されたStuder A820で再生されました。アナログ信号は96kHz / 24bitでデジタル化されており、オリジナルバンドの完全なスペクトルをカヴァーしています。それぞれのケースで、PrismSound ADA-8XR、Antelope Eclipse Mastering AD、そしてMythek Brooklyn ADCの中から、どれがそれぞれの録音に最も適しているかによって決定されました。デノイジングや音に影響を与えるその他の修復は一切行われておりません。」

本日リリースされたのは以下全11作品。この機会にパット・メセニーの珠玉の名盤で最高音質のハイレゾ体験をしてみよう。

・『ブライト・サイズ・ライフ』
1975年発表。パット・メセニーの伝説の始まりを告げる初リーダー作品。
ウェザー・リポート正式加入前年のジャコ・パストリアスをベースに迎え、6弦と12弦のギターを使い分け、薫り高い世界を展開。
試聴リンク↓
https://ecm.lnk.to/BrightSizeLife

・『ウォーターカラーズ』
1977年に発表された2ndアルバム。ライル・メイズという最高のパートナーを得て、非常にピュアで瑞々しい音楽が誕生した。後のメセニー・グループの原型がここにある。
試聴リンク↓
https://ecm.lnk.to/Watercolors

・『想い出のサン・ロレンツォ』(原題:Pat Metheny Group)
1978年に発表された盟友のキーボード奏者、ライル・メイズとの絶妙なコンビネーションが光るパット・メセニー・グループの第一弾作品。本作品の大成功により、パットの名はジャズ/フュージョン界に轟いた記念すべき作品。
試聴リンク↓
https://ecm.lnk.to/PatMethenyGroup

・『ニュー・シャトークァ』
1979年に発表されたパット・メセニーの初ソロ・アルバム。アコースティック&エレクトリック・ギターの多重録音を早くも使用し、フォーク・ロック的な音作りからリリカルなバラードまで、多彩な世界が味わえる。
試聴リンク↓
https://ecm.lnk.to/NewChautauqua

・『アメリカン・ガレージ』
1980年に発表されたアメリカン・ロックやカントリーの要素を取り入れた第1期パット・メセニー・グループの大人気盤(全米ジャズ・チャート1位)。明るく爽やかな「クロス・ザ・ハートランド」、ロックンロール調のタイトル曲など、当時のパットたちの若きエネルギーがほとばしる。
試聴リンク↓
https://ecm.lnk.to/AmericanGarage

・『80/81』
1980年に発表されたメセニーの録音の中でも特に重要な大作。チャーリー・ヘイデン(b)、ジャック・ディジョネット(ds)、マイケル・ブレッカー(ts)、デューイ・レッドマン(ts)と共に繰り広げられる作曲、芸術性、即興演奏において重要な録音としての地位を維持し続ける作品。
試聴リンク↓
https://ecm.lnk.to/80-81

・『ウィチタ・フォールズ』(原題:As Falls Wichita, So Falls Wichita Falls)
盟友のキーボード奏者ライル・メイズ、ブラジル出身の打楽器奏者ナナ・ヴァスコンセロスと3人でつくりあげたトーン・ポエム。アナログ時代はA面すべてを占めていたタイトル曲、ピアニストの故ビル・エヴァンスに捧げた「9月15日」等、“静の力”を感じさせる作品。
試聴リンク↓
https://ecm.lnk.to/AsFallsWichitaSoFallsWichitaFalls

・『オフランプ』
1982年に発表されたパット・メセニー・グループ80年代の代表作。初めて本格的にギター・シンセサイザーを導入、ポップなナンバーから野心的な作風まで多彩な音楽性で魅了する。1983年のグラミー賞のベスト・ジャズ・フュージョン・パフォーマンス賞を受賞
試聴リンク↓
https://ecm.lnk.to/Offramp

・『トラヴェルズ』
1983年に発表されたパット・メセニー・グループの貴重なライヴ作品。1984年にグラミー賞ベスト・ジャズ・フュージョン・パフォーマンス賞を受賞。
試聴リンク↓
https://ecm.lnk.to/Travels

・『リジョイシング』
1984年に発表されたオーネット・コールマン所縁の二人、チャーリー・ヘイデン(b)とビリー・ヒギンズ(ds)を迎え、ギター・トリオの新たな地平を切り開いた傑作。
試聴リンク↓
https://ecm.lnk.to/Rejoicing

・『ファースト・サークル』
1984年に発表されたパット自らプロデューサーも務めたECMからの最終作。本作で『オフランプ』『トラヴェルズ』に続いて、3年連続グラミー賞に輝いた。
試聴リンク↓
https://ecm.lnk.to/FirstCircle

(パット・メセニー・バイオグラフィー)
1954年8月12日、カンザスシティで音楽一家に生まれる。8 歳でトランペットを始め、12 歳でギターに転向。15 歳までには、カンザスシティの一流ジャズ・ミュージシャンと定期的に活動し、異例の若さで貴重なバンドマンとしての経験を積んでいった。初めて国際的なジャズ・シーンに登場したのは 1974年。ヴィブラフォンの巨匠ゲイリー・バートンとの 3 年間共演し、間もなくトレードマークとなる演奏スタイルを披露していた。21歳でファースト・アルバム『ブライト・サイズ・ライフ』を1975年にECMからリリース、新世代のプレイヤーのために伝統的な“ジャズ・ギター”のサウンドを再発明し、瞬く間に注目を浴びる。その後45年のキャリアを通じて、パット・メセニーは新しい技術を活用し、楽器の即興性と音の可能性を常に進化させることで、このジャンルを再定義し続けてきた。彼の多才さは、どの楽器もほとんど他の追随を許さない。長年にわたり、スティーブ・ライヒ、オーネット・コールマン、ハービー・ハンコック、ジム・ホール、ミルトン・ナシメント、デヴィッド・ボウイなど、さまざまなアーティストと共演してきた。 メセニーの作品には、ソロ・ギター、小編成のアンサンブル、エレクトリックおよびアコースティック楽器、大編成のオーケストラ、バレエ作品などがあり、モダン ジャズからロック、クラシックまで幅広く演奏している。

また、卓越した音楽家であると同時に、メセニーは音楽教育者として学術の場にも参加。18 歳のとき、マイアミ大学で史上最年少の教師となった。19 歳の時にはバークリー音楽大学で史上最年少の教師となり、20 年以上後の 1996 年には名誉博士号も取得しました。また、オランダ王立音楽院からセロニアス・モンク・インスティテュート・オブ・ジャズ、アジアや南米のクリニックまで、世界中で音楽ワークショップを教えてきた。また、電子音楽の分野における真の音楽的パイオニアであり、シンセサイザーを本格的な楽器として扱った最初のジャズ・ミュージシャンの一人でもある。MIDI技術が発明される数年前、メセニーは作曲ツールとしてシンセサイザーを使用していた。また、ソプラノ アコースティック ギター、42 弦ピカソ ギター、Ibanez の PM-100 ジャズ・ギター、その他さまざまなカスタム楽器など、いくつかの新しい種類のギターの開発にも貢献してきており、機械的なソレノイド駆動のOrchestrion.Pat Metheny Manzor Pikasso Guitarで、楽器開発プロセス全体を別のレベルに引き上げた。

長年にわたり、メセニーは「ベスト・ジャズ・ギタリスト」として数え切れないほどの数々の賞を受賞してきた。また、ベスト・ロック・インストゥルメンタル、ベスト・コンテンポラリー・ジャズ・レコーディング、ベスト・ジャズ・インストゥルメンタル・ソロ、ベスト・インストゥルメンタル・コンポジションなど、12の部門で20ものグラミー賞をこれまで受賞。パット・メセニー・グループは、前人未到の7作連続グラミー賞を受賞している。メセニーは人生の大半をツアーに費やしており、1974年以降は年間平均120~240回の公演を行っており、ジャズ界で最も輝かしいスターの一人であり続けている。彼自身のプロジェクトと、新興アーティストやベテランのアーティストのプロジェクトの両方に時間を割き、聴衆に届くように支援し、彼ら自身の芸術的なヴィジョンを実現している数少ないアーティストだ。

■パット・メセニーECM全11作品ハイレゾ・マスター・作品一覧

https://www.e-onkyo.com/feature/4588/

■パット・メセニー各種リンク
ユニバーサル ミュージック
https://www.universal-music.co.jp/pat-metheny/
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