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ビバップを生んだジャズの革命児、チャーリー・パーカーが今年生誕100年! 生誕100年を記念して、パーカー最新評伝が刊行

今年生誕100年を迎えるモダン・ジャズの父、チャーリー・パーカー。生誕100年を記念したイベントや作品など今後続々と出てくる予定です。今回は生誕100年記念の最新ベスト盤2枚組『GREATEST CHARLIE PARKER』 と同時発売となったバードの最新評伝のご紹介を、編集をご担当された池上さんにご紹介頂きます。

『バード チャーリー・パーカーの人生と音楽』(チャック・ヘディックス・著 川嶋文丸・訳/シンコーミュージック・エンタテイメント)



文:池上信次(『バード チャーリー・パーカーの人生と音楽』編集者)

 チャーリー・パーカーの評伝『バード チャーリー・パーカーの人生と音楽』は2013年にアメリカで刊行され、本年2020年、パーカーの生誕100年を記念して日本語版が刊行されました。パーカーの評伝はこれまでに何種類も出版されてきていますが、なぜ没後60年近くになって新刊が作られたかというと、いまなお多くの新発見情報があったから。ここではこれまでセンセーショナルに語られがちだった数々の「バード伝説」が冷静な視点で見直され、修正・アップデートされています。

 著者のチャック・ヘディックスは、パーカーが生まれ育ったカンザスシティ出身で、同地にあるミズーリ大学ライブラリーの研究者です。彼は「地元」のメリットを生かし、パーカーの親族・知人への取材は言うに及ばず、パーカー一家の転居歴から国勢調査記録にいたるまで丹念な調査を行ない、とくにカンザス時代の、これまで知られていたパーカーのストーリーを大きく書き換えました。また、それまで見ることがなかった幼少時の貴重な写真も発見し掲載。さらに日本語版には、アメリカ版発刊後に発見された10代のパーカーの演奏写真も掲載されています。パーカーは19歳でカンザスシティを離れ、ニューヨークで成功しますが、いうまでもなくパーカーの人格や音楽スタイルの形成に決定的な影響を与えているのはカンザス時代ですので、この新しいストーリーはこれまでの「パーカー像」をも変えることにもなるでしょう。

 生誕100年、「モダン・ジャズの創造主」チャーリー・パーカーは時代を超えて輝き続けています。『バード チャーリー・パーカーの人生と音楽』は、パーカー・マニアはもちろん、ジャズ・ファンなら必携の「ジャズの歴史書」といえるものです。



【作品詳細】
『バード チャーリー・パーカーの人生と音楽』
■発売日:8月12日予定
■価格:2,500円+税
チャック・ヘディックス 著、川嶋文丸 訳
四六判/368頁/
https://www.shinko-music.co.jp/item/pid0648390/


『GREATEST CHARLIE PARKER』

生誕100年を迎えたビバップを生んだジャズの革命児。
オリジナルとスタンダードの決定的名演を全45曲収録!
好評発売中
¥2,200(税込)
UCCU-1644/5
https://www.universal-music.co.jp/charlie-parker/products/uccu-1644/


SPOTIFY
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