シンガー・ソングライター/マルチ奏者のコーシャス・クレイが名門ブルーノートと契約し、メジャー・デビュー・シングル「オハイオ」をリリースした。また、同曲のミュージック・ビデオも公開されている。
デジタル世代の新たなR&B/ソウル・スターであるコーシャス・クレイ。インディでの活動ながら1億5,000万回以上のストリーミング再生&YouTube1,500万再生を記録し、ビリー・アイリッシュやジョン・レジェンド、ジョン・メイヤー、レミ・ウルフ、UMIなど錚々たる面子と共演。テイラー・スウィフトの「London Boy」に自身の楽曲「Cold War」がサンプリング使用されるなど、世界で話題沸騰中だ。
そんな彼が今回リリースした「オハイオ」は、自身が出身地のオハイオ州クリーヴランドで育った頃の経験を基に書かれた1曲。1970年代のアイズレー・ブラザーズを思われるファットなベースラインに乗って、未来を探し求める若き自分自身の声を代弁したファルセット・ヴォイスが漂う、心地よいミドル・チューンとなっている。また、ベース、フルート、バス・クラリネットといった楽器に加え、ミックスも自身が担当するなどマルチな才能も存分に発揮された1曲となっている。
幼少期からR&Bやジャズに親しんで育ったというコーシャス・クレイ。大学でもジャズを副専攻として学ぶなど既にジャズの素養を身につけていた彼だが、今回のブルーノートからのデビューでこれまで以上にジャズの影響を深く掘り下げ、新しい芸術的側面を披露している。今後の展開も非常に楽しみだ。
【リリース情報】
コ―シャス・クレイ SG「オハイオ」
2023年5月24日リリース